島根県松江市の一畑百貨店が1月14日に閉店し、65年の歴史に幕を下ろしました。

一畑百貨店　錦織 要 社長
「皆さまの思い出、心の中に残ることができるならば、我々としてはこれ以上ない喜びでございます」

一畑百貨店は経営の多角化を進める一畑電鉄が1958年に創業。島根県唯一の百貨店として地域に愛されてきましたが、経営状況の悪化などを理由に1月14日に閉店しました。閉店セレモニーには多くの人が訪れ、別れを惜しんでいました。

訪れた人
「百貨店って文化的な彩りがある感じがあったので」

「私たちにとって大事な場所でした」

一畑百貨店によりますと、閉店後の建物は賃貸としてテナントを誘致するか、売却する方向で検討しているということです。