×

「具体的に応えよう、行動しようという意志が全くみられない」 爆発を伴う火災があった米子バイマス発電所 住民グループが市の対応に抗議 実態調査や騒音基準の改定を以前にも2度要望 鳥取県米子市

2025年2月14日 17:46
「具体的に応えよう、行動しようという意志が全くみられない」 爆発を伴う火災があった米子バイマス発電所 住民グループが市の対応に抗議 実態調査や騒音基準の改定を以前にも2度要望 鳥取県米子市

2023年9月、爆発を伴う火災があった鳥取県米子市にある米子バイマス発電所。周辺の住民グループが、米子市の対応に抗議し健康被害の実態調査をするよう求めました。

バイオマス発電を考える会 石橋佳枝さん
「(米子市は)私たちが訴えていることに、具体的に応えよう、行動しようという意志が全くみられないので」

米子市にある米子バイオマス発電所では、2023年9月大きな爆発を伴う火災が発生。けが人はいませんでしたが、周辺に住む人たちに大きな衝撃と不安を与えました。

バイオマス発電所周辺の住民グループ「バイオマス発電を考える会」が、2月14日記者会見を行いました。

「考える会」は、米子バイオマス発電所の騒音被害や住民の健康調査などの実態調査、騒音基準の改定を米子市に2度要望してきました。しかし、米子市は実態調査は行わないと回答。また、騒音基準の改定についても地域協議会に委ねるとしています。これに対して「考える会」はあらためて実施を求めています。

バイオマス発電を考える会 石橋佳枝さん
「本当に騒音が防げるような、住民が安心して暮らせるようなことがなければ、(発電所は)再稼働してもらっては困るので、それはあくまでもずっと戦っていくつもりです」

「考える会」は、発電所周辺の200世帯を対象に独自に住民被害のアンケート調査を行っています。また、2月18日に米子市にあらためて要望するとしています。

最終更新日:2025年2月14日 18:53