インフルエンザB型急増 鳥取県が注意報発令 今後も増加の恐れ 換気や手洗いなど感染対策呼び掛け
鳥取県は2月14日、インフルエンザの患者数が急増しているとして、全県に「インフルエンザ注意報」を出しました。今後も患者数の増加が予想されるため、県民へ手洗いや換気などの感染予防を呼び掛けています。
鳥取県によりますと、定点当たりの患者数が東部地区で14.33人、中部地区で13.50人となり基準となる10人を超え、全県に注意報を出す水準に達したということです。西部地区は8.18人で10人を超えていませんが、増加傾向にあります。
インフルエンザはこれまで流行していたA型に代わって、1月以降、B型の感染が急増しています。すでにA型に感染した人もB型に再感染する可能性があるということで、鳥取県では症状がある場合は早めに医療機関を受診するほか、状況に応じたマスクの着用や換気、手洗い、手指消毒など感染対策を行ってほしいと呼び掛けています。