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秋野菜が少ない…栗が小さい 夏の猛暑と長引いた残暑が秋の味覚に影響か 道の駅への出荷量が大幅に減少 島根県松江市

2024年9月26日 5:52
秋野菜が少ない…栗が小さい 夏の猛暑と長引いた残暑が秋の味覚に影響か 道の駅への出荷量が大幅に減少 島根県松江市

ようやく朝晩は涼しさが感じられるようになったものの、厳しい残暑が続いた山陰地方。この影響は、島根県松江市の道の駅にもー。

高井和代 記者
「9月も後半、例年ですと秋野菜が並ぶ道の駅ですが、今年は栗やかぼちゃなどの出荷が遅れ、置かれているのは柿1袋のみです」

地元野菜のコーナーでは、例年、かぼちゃ・栗・イチジクなどが並んでいますが、今年は、秋の野菜は数えるほどしかありません。


「この時期、かぼちゃってイメージがあるんですけど、それも無いようですし、季節でお野菜いただいてるのでちょっとさみしいですよね」

9月25日、販売されていたのは、カットされたかぼちゃのみ。道の駅によりますと、この時期、旬を迎えるはずのかぼちゃは、7月の大雨で苗が育たず出荷量が大幅に減ったということです。そのほかにも栗・イチジクなどは暑さによる影響が出ていました。

道の駅本庄 安部寿鶴子 駅長
「夏の高温ということがありまして、なかなか実が太っていかない栗も雨がふらないので、大きくなっていかないっていう現状があるようです」

道の駅に、栗を出荷している石川純二さん。約15本ほどの栗の木を育て、今年も収穫の時期を迎えようとしています。

Q.採ってみて今年どうですか?
石川純二さん
「小さい」

栗の中でも実が大粒であることが特徴のぽろたん。しかし、今年は収穫するとやや小ぶりなサイズが多く見られました。

石川純二さん
「雨が少なかったので大きくならなかったのかなと思いますけど、悪いと思いますよ。小ぶりは量はあるかもしれないけど、やっぱり渋皮煮とか作られる方が多いので大きいのが売れますね」

秋の味覚にも夏の猛暑と、長引いた残暑の影響が出ています。

最終更新日:2024年9月26日 5:52