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400年の歴史をもつショウガ 地元高校生と収穫 「ショウガの作り方も知らなかった」 鳥取県鳥取市鹿野町

2023年11月1日 18:41
400年の歴史をもつショウガ 地元高校生と収穫 「ショウガの作り方も知らなかった」 鳥取県鳥取市鹿野町

400年の歴史を持つショウガの収穫が、いま鳥取県鳥取市で行われています。今年は地元の高校生も収穫に参加し、農業について学びました。

鳥取市鹿野町の農園で収穫が行われていたのは400年前、江戸時代から作られているショウガ。今年から鳥取市にある鳥取湖陵高校の食品システム科の3年生がインターンシップとして収穫に参加しています。

今日は3日目。最高気温25.6度、夏のような暑さの中、掘り起こされたショウガを運んだり、泥や余分な茎を丁寧に落として綺麗にしたりする作業を手伝い、農作物を育てる大変さを学んでいました。

こちらの農園ではミネラルが豊富な湧き水を使用してショウガを栽培していて、マイルドな辛みと深い香りが特徴。今回収穫されたショウガは山陰の各直売所やスーパーの店頭に並ぶ予定です。

今回の参加者の中には将来、寿司職人を目指す生徒もいてガリの材料となるショウガに興味を持っていました。

学生
「一日目は筋肉痛とかがあったんですけどもう3日目から慣れてどこも痛くなくなりました。生姜の作り方も知らなかったので今後ガリを作るときに情熱がこもりそうだなって」

「将来は県内で農業関係の場所に就職したいなと思っています」

悠二農園 三宅大地社長
「実践的な農業を体験していただくことで若い世代に農業に対して興味関心を持っていただき、
将来的には地域の活動の発展に大きな貢献ができるんじゃないかと思っています」

インターンシップは来年も実施予定だということです。