全国の球児の前で堂々とした歌声を披露 声楽の全国大会で優勝した高校生が選抜高校野球開会式で国歌独唱 島根県
3月18日に開幕した春のセンバツ。高校球児による熱戦を前に、開会式で国歌独唱を任されたのは島根県松江市の女子高校生でした。
3月18日、兵庫県の阪神甲子園球場で開幕した選抜高校野球大会。全国から32校が集まり開会式が行われました。その開会式で国歌独唱を任されたのは、松江北高校3年の門脇早紀さん(18)です。門脇さんは去年11月、横浜市で開催された全日本学生音楽コンクールに出場。そこで声楽部門・高校生の部で見事優勝し、開会式での「君が代」の独唱を任されることになりました。
3月15日に開かれた会見では、このように意気込みを語りました。
松江北高校3年 門脇早紀さん
「球児の人たちは命懸けで来てる舞台だと思うので、自分の歌でエールが届けられたらいいなと思います」
そして迎えた3月18日。堂々とした歌声で大舞台に立った門脇さん。全国の高校球児へエールを送りました。
松江北高校3年 門脇早紀さん
「こんなに大勢の人の前で歌うことは人生で1回きりだと思うので、もうどんな舞台でも緊張しないかなと思います。選手の皆さんも自分が頑張ってきたことを信じて楽しくプレーをしていただいたらと思います」
今年は山陰から春のセンバツへの出場はかないませんでしたが、甲子園では13日間にわたり熱戦が繰り広げられます。