青森銀行とみちのく銀行の合併を金融庁が認可しました。
県内の貸出金シェアが7割超える全国初の特例の新銀行「青森みちのく銀行」は来月に誕生します。

青森財務事務所で行われた交付式では東北財務局の太田原和房局長が二つの銀行の頭取に合併認可書を手渡しました。
合併の申請は先月25日に出され今後の経営体制や財務状況などが健全かどうかを審査し今日付けで認められました。

新銀行「青森みちのく銀行」の初代頭取は青森銀行の石川啓太郎頭取、取締役会長にはみちのく銀行の藤澤貴之頭取が就任します。

★青森銀行　石川啓太郎頭取
「2021年の5月に基本合意を行いました。それから数えて3年7か月ということでその意味においては今日の合併認可証の受領は一つの大きな節目」

★みちのく銀行　藤澤貴之頭取
「皆さまからのご期待にしっかりと応えられるように、石川頭取としっかりタッグを組みながら一歩一歩着実に前進してまいります」

★東北財務局　太田原和房局長
「地方銀行として地域経済の活性化に結びついていければ」

来月1日に誕生する「青森みちのく銀行」は県内の貸出金シェアが7割を超え独占禁止法の特例法が全国で初めて適用となります。