りんご搾りかすとコーヒー豆かすをブランド牛のエサに 弘前市JAアオレン
りんご搾りかすとコーヒー豆のかすをブランド牛のエサとして活用する取り組みが始まります。
来月からの取り組み開始を弘前市の櫻田市長に報告したのはJAアオレンです。回収するのはりんごジュースの副産物として出される年間およそ5,000トンのりんご搾りかす。そして弘前市内のファミリーマート10店舗で廃棄される1か月あたり400キロから600キロのコーヒー豆のかすです。乾燥させたものをJA全農北日本くみあい飼料の八戸工場に送り、トウモロコシなどと混ぜ合わせ、ブランド牛倉石牛の飼料として活用します。
★JA全農北日本くみあい飼料 鈴木亮 課長
「青森の特徴はりんごだと思うので、そうした原料を青森広範囲で使用できれば理想的かなと考えています」
★JAアオレン 小笠原康彦 代表理事会長
「地域から出る副産物、りんごかすも処分に困っていましたし今回新たな形で循環できることは嬉しく思いますし、地域で県内で循環するという第一歩を踏み出した思いでいます」
弘前市では日本一のりんご産業を持続可能にする取り組みが国のSDGsモデル事業に選ばれています。