大間町奥戸地区の海沿いではシャキシャキとした歯ごたえが特徴の天然モズクの収穫がきょうから始まりました。

大間町の奥戸漁港周辺では午前5時におよそ30人がモズクが付着する海藻ごと鎌で切って天然モズクを収穫しました。きょうは満潮で漁場が深かったこともあり収穫量は400キロとここ数年の1日あたりの量の半分ほどでしたが品質は例年通りで良いモズクに育っているということです。

★漁師
「（品質は）問題ないと思います　この辺のモズクって歯ごたえがあってシャキシャキしてすごくおいしいモズクなので　消費者の方にはいっぱい食べてもらえればと思います」

初採れのモズクはさっそくゆでられ鮮やかな深緑色に変わっていました。奥戸地区のモズクは「おこっぺもじゅく」として漁協女性部を通して販売されているほか町のふるさと納税の返礼品になっています。
いつもの年は1年を通して販売されますが、去年は450キロが半年ほどで完売になりました。漁しだいということですがことしは漁協の協力を得ながら800キロを商品化する予定です。

★奥戸漁協女性部　新井田若子さん
「女性部の活躍の1年が始まったと思っています（消費者には）どんどん食べてみんなに宣伝してくれればたぶん食べて絶対おいしいって言ってくれるからそれは期待しています」

大間町奥戸地区のモズクの収穫は来月上旬ごろまで続きます。