電気事業連合会の林欣吾新会長が宮下知事を訪ね、六ヶ所村の再処理工場について「早期竣工に向けて総力を挙げて取り組む」と述べました。

今月1日付けで就任した電気事業連合会の林欣吾会長は日本原燃の会長も務めています。宮下知事に就任のあいさつをした林会長はことしはエネルギー基本計画の見直しがあり電力システム改革の検証が始まるなど業界にとって重要な年になると強調しました。

★電気事業連合会　林欣吾　会長
「中心的な役割を担う日本原燃が再処理、MOXの加工事業などの安全、安定操業を行うことは原子力事業者にとっての至上命題だと認識しております　電気事業連合会の会長としても今後も必要な支援を全面的に行い、早期竣工に向けて総力を挙げて取り組む」

宮下知事は「強いリーダーシップを発揮して取り組んでもらいたい」と要望しました。再処理工場は「2024年度上期のできるだけ早い時期」を完成目標としており、遅くても9月までの完成を目指しています。