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「死を決して無駄にしないよう…」5歳児虐待死事件受けた対応検証で児童相談所の判断を指摘 県は体制強化図る方針 青森県八戸市

2025年3月17日 19:02
「死を決して無駄にしないよう…」5歳児虐待死事件受けた対応検証で児童相談所の判断を指摘 県は体制強化図る方針 青森県八戸市

去年八戸市で母親と交際相手の男が娘に冷水を浴びせ死亡させた事件です。
県は第三者の部会が検証した報告書を公表し「女児と会わずに安全と判断せず確認すべきだった」などと指摘しました。

この事件は去年1月八戸市で当時5歳の女の子が22歳の母親と交際相手の無職の男から冷水を浴びせられ死亡しました。
県は第三者の「児童処遇部会」が、児童相談所や八戸市の対応を検証した報告書を公表しました。
報告書では事件前から2度の「虐待」通告を受けていた児童相談所について…。

★県こども未来課 和田哲也課長
「2回目の虐待通告の際は警察が傷 あざが無いことを確認しているという理由で女児・弟の目視確認をしていませんでした」

「警察の情報のみで安全と判断せず、速やかに確認すべきだった」と指摘しました。

八戸市は当時の対応を振り返り、こどもの目視確認の徹底や家庭訪問の強化をはじめ窓口対応や情報提供のあり方などを見直しました。

★八戸市こども家庭相談室 久保緑室長
「今般の検証報告書で指摘された課題につきましては、これからしっかり確認させていただきまして真摯に受け止めて、亡くなったお子さんの死を決して無駄にしないよう関係機関と連携して児童虐待の早期発見未然防止に取り組んでいきたいと考えています」

報告書では県に対し児童相談所への相談件数が増えているため、児童福祉司など必要な職員を確保し適切に配置するなど体制の強化も求めています。
宮下知事は「体制強化を図り市長村などと連携を深め再発防止に向けた取り組みを進める」とコメントしています。

最終更新日:2025年3月17日 19:02

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