百条委員会設置も減給案も“否決” 空席の副市長は新年度からの意向も 官製談合巡る五所川原市議会
元副市長たちが逮捕された五所川原市の官製談合事件を巡り、調査を求める百条委員会の設置が発議されましたが再び否決されました。
市長の減給に関する条例案も否決されました。
強い調査権限がある百条委員会の設置は事件を巡る裁判が終わったことを受け、五所川原市議会の野党会派が再び発議しました。
結果は前回と同じく反対 9、賛成 8、退席が1の反対多数で否決されました。
さらに佐々木市長の給料を半年間減給する条例案も反対多数で否決されました。
反対した議員からは「市が必要な調査を行ってから再度責任のとり方を検討するべきだ」という意見が上がっていました。
一方、佐々木市長は空席となったままの副市長について…。
★五所川原市 佐々木孝昌市長
「(今年度)あと15日ほどある中で副市長をしっかりと決めて、4月1日の新年度を迎えるというのが当然私の責任」
議会の承認が得られれば、新年度から新しく起用する意向を示しました。