青森市のイトーヨーカドー青森店がきのうで閉店しました。浜田地区の開発をけん引した中核的な商業施設が1つの節目を迎え、新たなスタートをきります。

青森市浜田1丁目のイトーヨーカドー青森店は営業最終日のきのう朝から大勢の買い物客でにぎわいました。

★青森市民
「小学校のころに母の日のプレゼントを買った思い出はあります」

こちらはイトーヨーカドー青森店が開業した2000年10月の様子です。開業後周辺には多くの商業施設が相次いで出店するとともに新しい住宅街が整備されるなどして、イトーヨーカドーは生活とにぎわいの中核的な存在として親しまれてきました。

★青森放送 木下玲斗
「閉店の瞬間を見届けようと多くの人が正面の入り口に集まっています」

午後7時すぎ正面入り口の前では閉店セレモニーが行われ、大勢の人が見守りました。

★青森市民
「すごくさみしいです　開店の時から来ているので子どもたちも小さいときから毎日のように来ていたのですごくさみしいですいろいろな思い出があって」
「こんなに早く閉まると思っていなかったので残念です」

お店はおよそ1か月の休業期間のあと、食品スーパー「ロピア」などを全国展開する「OICグループ」の商業施設「CiiNA CiiNA青森」として来月29日に新しいスタートを切ります。

一方、五所川原市のエルムに入るスーパー「ロピア」の店舗の内容が発表されました。総面積は2,800平方メートルで精肉、青果、鮮魚、総菜、食品の5つの部門で商品をそろえます。
店舗デザインは「新しい楽しいロピア」をテーマに青果売り場ではオリジナルの「ねぶた」が描かれます。
精肉売り場ではモニターを6台設置し肉の部位を説明する映像を使用し楽しくなる演出をしています。
また、全国に先駆けて「☆GOCHI☆ビーフ鮑炊き込み飯」や「GOCHIクリームチーズキンパ」など新しい総菜を展開します。またオリジナル商品の「利恵産業濃厚焼きチーズケーキ」や「にんにくぽん酢」なども販売します。
北東北で初めて出店するロピア五所川原店はエルムに来月9日オープンします。