八戸5歳女児冷水死亡事件 児童相談所の対応を検証 年度内に検証報告公表へ
ことし1月八戸市で5歳の女の子が水を浴びせられ死亡した事件をめぐって、県は児童相談所の対応を検証する部会を開き、今年度中に報告書を公表することを申し合わせました。
この事件は八戸市柏崎4丁目の無職宮本菜々美被告22歳と交際相手の無職関川亮被告31歳が、ことし1月自宅の浴室で5歳の娘に服を着せたまま冷水を浴びせて死亡させた保護責任者遺棄致死の罪に問われています。事件が起きるまえ児童相談所は2度の「虐待」通告を受けていましたが面接が行われたのは最初の通告からおよそ3か月後でした。県はきのう児童相談所の対応が適切だったか検証する会議を非公開で開きました。県によりますと有識者など9人の委員に事件の概要が説明されたほか提言などを盛り込んだ検証報告書を今年度内に公表することを申し合わせたということです。
最終更新日:2024年5月30日 12:03