「棟方志功展示室」を2倍以上に拡張 新発見『星座の花嫁貴女等箒星を見る』の板木も展示 青森県立美術館
閉館した棟方志功記念館の作品を受け入れた県立美術館がこれまでの常設展示室を2倍以上に拡張し新発見の資料を含めて展示を始めました。
県立美術館ではおととい常設展の展示替えに合わせて従来の「棟方志功展示室」の面積を2倍以上に拡張しました。3月末に閉館した棟方志功記念館から受け入れた作品を中心にレイアウトを再構成し、新発見資料を含むおよそ100点を展示しています。
★棟方志功記念館学芸員 宮野春香さん
「こちらが今回新発見となる『星座の花嫁貴女等箒星を見る』の板木です初公開になります 戦前の板木というのは空襲でほとんどが燃えてしまったのと最初期の版画というものの板木がいままで発見されていなかったので今回とても貴重な資料の公開となります」
ほかにも幅13メートルの大作「大世界の柵・坤」など美術館の広大な空間をいかした展示となっています。
★宮野春香さん
「展示室の広さが2倍以上と大変広くなりましたので展示の幅も広がりました そして未公開の作品や初公開の作品というのも展示出来ていますのでたくさんの方に見に来て頂けると嬉しいです」
常設展の会期は9月29日までで、休館をはさんで11月から展示替えとなる予定です。