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りんごの高密植栽培 担い手育成へ 青森県営農大学校 五所川原農林高校

2024年5月9日 18:29
りんごの高密植栽培 担い手育成へ 青森県営農大学校 五所川原農林高校

新しい栽培方法として注目されるりんごの高密植栽培です。担い手育成などに向け、七戸町の県営農大学校に高密植栽培の農場が設置されました。

高密植栽培の農場は七戸町の営農大学校とJA全農あおもりが共同で設置しました。きょうは学生と宮下知事たちがセレモニーを行い、苗木を植えました。りんごの高密植栽培は一般的な栽培と比べてせん定作業などの手間が少なく、作業の効率化や早期多収が可能で注目されています。10アールの園地に100本のふじとジョナゴールドの苗を植え、来年度以降も本数を増やして学生たちが管理します。

★県営農大学校2年生 相馬康汰さん
「人手が減っていっている中で、少人数でも小さい面積でもたくさん収益をあげて青森県のりんご産業を続けていかしていけるように頑張っていきたいと思っています」

★宮下知事
「きっとこの技術を使ってくると思いますし、そのことが1,000億を超える本県のりんご産業をこれからも守り、そして成長させていくきっかけになると思っていますのでぜひこの技術には期待をしていきたい」

また猛暑による日焼け被害対策で遮光カーテンを設置し有効性も検証します。

一方、こちらは五所川原農林高校。青森市などで高密植栽培の研究をしている日本農業の職員の指導で、生物生産科と食品科学科の2年生60人が定植の実習を行いました。同じくらいの背丈の「ふじ」と「名月」の苗木100本を1メートルずつ間隔を空けながら1時間ほどかけて植えていきました。早ければ来年の秋にはりんごが実をつけます。去年の実習で植えた苗木はすでに立派な花が開いていてことしの秋に収穫できるということです。

★体験した生徒
「短い期間でできるので効率が良いと思います」「実際にどんな感じでできるのか食べてみたいです」「効率もよくなっていっぱい農業をやる人が増えれば良いなと思いました」

日本農業の内藤社長は高密植栽培のような新しい農業の形が県のりんご産業の未来を支えていくことを高校生たちに伝えていました。

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