きょう9月9日は「救急の日」です。タクシー協会を対象にした救命講習会が青森市で開かれました。

「救急の日」に合わせた青森消防本部の講習会は5年ぶりです。勤務中に事故現場に遭遇する可能性が高いタクシーの乗務員など26人が参加し、電気ショックで止まった心臓を動かすAEDの使い方などを動画で確認しました。続いて5つのグループに別れ救急隊員から指導を受けながら心臓マッサージや適切な人工呼吸のやり方を学びました。
県によりますとおととしの県内の救急出動件数は5万6,153件と、前の年に比べ7,065件増加していて、救命措置の重要性が高まっています。

★参加者
「初めての講習会ですがいろいろ役に立つと思います」「（事故現場などに）直面した場合は自分で救命出来るような措置をしたいと思います」

参加者たちは冷静に対応し命を救えるよう真剣な表情で学んでいました。