シロウオやっときた!食堂安ど 祭り開幕から3日提供できず
外ヶ浜町で春の名物シロウオを味わえる「しろうお祭り」が始まっています。開催直後はシロウオがとれず料理が提供出来ずにいましたが、ようやく回復の兆しが見えています。
★青森放送 木下玲斗 記者
「外ヶ浜町のしろうお祭りことしはいつもと様子が違うようです何があったのでしょうか」
外ヶ浜町蟹田の春の風物詩、「しろうお祭り」。祭り期間限定で営業する食堂「かにた川」で今月20日から始まりましたが…。
開催から3日間、「シロウオ」が遡上せず、人気メニュー「しろうおフルコース」などが提供ができませんでした。
★かにた川 沼田暢子さん
「シロウオが無ければみなさんもう玄関先で戻ってしまう人とか・・・」
漁を行っている蟹田川では。
網を引き揚げるとシロウオがたくさんとれているように見えますが・・・。
★漁師
「(シロウオ)少ない少ない全然 揚がればいいけど揚がってないからどうしようもならない 目標は10キロ20キロくらい欲しいけどなかなかとれるもんじゃない」
「シロウオ」は小川原湖などでとれる「シラウオ」とは違うハゼ科の魚です。産卵のため海から遡上してくる河口で捕まえます。
★漁師
「きょうは3キロから4キロくらい取れたけどいままで2週間たって1キロしか取ってない」
きのうになりやっとまとまった水揚げがありました。
「かにた川」でもシロウオ料理を提供できるようになり、旬の味覚を待ちわびた人たちがさっそく味わっていました。
★岩手県から
「いただきます えーどうやって食べるのんー!おいしいぴちぴちしてるおいしい」
★青森市から
「きょうはこのシロウオ目的で来ました おいしいですさくさくで春がきたなという感じがします」
提供しているのは名物の「おどり食い」や、卵とじ。そばやうどんもあります。
★かにた川 沼田暢子 さん
「食べに来てくれてほんとうに嬉しかったです みんなで一生懸命頑張っていますのでどうかシロウオの踊り定食を食べに来てくださいぜひ待っています」
「しろうお祭り」は来月6日まで開かれているということです。