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「面接機会得られなかった」児童相談所の対応を追及 県議会

2024年2月21日 16:50
「面接機会得られなかった」児童相談所の対応を追及 県議会

八戸市の集合住宅で5歳の女の子に冷水を浴びせて放置し死亡させたとして母親と交際相手が逮捕された事件についてです。県議会で当時の児童相談所の対応を追及する質問が相次ぎました。

この事件は八戸市柏崎4丁目の無職宮本菜々美容疑者22歳と交際相手で同居している無職の関川亮容疑者31歳が先月7日八戸市の自宅で宮本容疑者の娘の望愛ちゃん5歳を浴室に連れ込んで冷水シャワーを浴びせて放置し低体温症で死亡させたものです。
事件が起きるまえ児童相談所は2度の「虐待」通告を受けていましたが容疑者2人や望愛ちゃんに対する面接が行われたのは最初の通告からおよそ3か月後でした。
きょうの県議会常任委員会では当時の児童相談所の対応が適切だったのか、質問が相次ぎました。

★自民党 阿部広悦 県議
「7月28日に保護者と会ってないこれは理解できない何で会えなかったのかなその辺はどういう報告受けていますか連絡がとれなかったそんなものでいいのかな」

★県こどもみらい課 大山和也 課長
「その日のうちに家庭訪問はしております その後何度も連絡をしたんですが通じなかったり仕事を理由になかなか都合がつかないということで面接する機会が得られなかったということでございます」

阿部県議は裁判所の許可を得て強制的に立ち入り調査をするなど、踏み込んだ対応が必要だったのではないかと追及しました。
県は「当時は緊急性がないと判断した」としていて、今後当時の対応に問題がなかったか検証を進めるとしています。

一方八戸市は事件を受けて市内すべての幼稚園と保育園およそ100か所に対し、虐待が疑われる場合にはすみやかに児童相談所に通告するよう文書で協力を求めました。

最終更新日:2024年2月21日 19:59

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