消防学校の講師が女子寮に侵入し受講生にわいせつ行為です。下北消防本部はむつ消防署に勤務する男性消防司令補を懲戒免職処分にしました。

★下北地域広域行政事務組合　畑中輝幸 消防長
「被害に遭われた方にただいなご迷惑をおかけし心からお詫びいたします」

懲戒免職の処分を受けたのは　むつ消防署に勤務する42歳の男性消防司令補です。下北地域広域行政事務組合によりますと消防司令補は去年4月からことし2月まで県消防学校に講師として派遣されていました。期間中、学校内で被害者の女性を含む受講生数人と飲酒をともなう懇談会をしていて、その後マスターキーを使って学校の女子寮に侵入し女性にわいせつな行為をしたということです。聞き取りに対し行為を認め女性への反省の弁を述べているということです。女性にけがはなく、被害届けはださないということです。下北地域広域行政事務組合では去年4月にも強制性交の疑いで職員が逮捕されるなど不祥事が相次いでおり、服務規律の順守を徹底するとしています。またマスターキーの管理体制にも問題があったとして、県は県消防学校の校長など3人を厳重注意しました。