20年ぶり新紙幣発行 青森県ゆかりの渋沢栄一、北里柴三郎が採用 日本銀行から県内の金融機関に運ばれる
20年ぶりとなる新紙幣の発行が始まり、県内でも金融機関へ引き渡す作業が行われました。
★青森放送 油川修一
「20年ぶりとなる新紙幣の流通がきょうから始まります こちらにあるのは新しい1万円札 なんと1億円分です」
実業家の渋沢栄一が1万円札、教育家の津田梅子が5千円札、細菌学者の北里柴三郎が千円札に起用された新紙幣はきょう発行が始まりました。世界初の偽造防止技術3Dホログラムや、数字が大きく指でさわって種類がわかるユニバーサルデザインが採用されています。
日本銀行青森支店では荷台に積まれた新紙幣が輸送車に積み込まれ、県内の金融機関に運ばれました。1日で140億円分を引き渡す予定です。
★日本銀行青森支店 益田清和支店長
「青森県にゆかりのある人物が採用されているということで県民の皆様にはそうした人物の業績に思いをはせながら親しみを持って新しい銀行券を使ってもらえれば幸いです」
新紙幣はあすから銀行の窓口やATMで受け取れるということです。