りんご放任園解消チーム発足へ 早期解消をめざす 弘前市
りんごの放任園を3年間でゼロにすると宣言した弘前市です。新たに「りんご放任園解消チーム」を発足させ早期解消をめざします。
弘前市によりますと「りんご放任園解消チーム」は市の農林部職員10人と農業委員会で構成し農協やりんご協会と連携を図りながら放任園の調査をします。このうち管理チームは農家からの通報窓口を一元化し補助金の案内や現場確認を行います。また調査チームは市内の放任園57ヘクタールのおよそ90人の所有者に対して今後の意向の確認や伐採の交渉に当たるということです。
弘前市は先月病害虫のモモシンクイガ対策として放任園を3年間でゼロにすると宣言し、今年度は去年の8倍の予算の1,700万円を充て15ヘクタールの放任園をさら地にする予定です。
★弘前市 櫻田宏 市長
「放任園の解消は日本一のりんご産地を持続可能なものとするSDGsの取り組みの1つであり地域経済の維持発展のために努力してまいります」
解消チームは来月1日に発足し秋までに伐採する園地の優先度を決める方針です。