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住宅から脱走した大トカゲはどこへ? 野生がえりは要注意 階上町

2024年7月9日 18:20
住宅から脱走した大トカゲはどこへ? 野生がえりは要注意 階上町

階上町の住宅で飼育されていた体長1メートル超えのトカゲが脱走しました。現在も見つかっておらず、警察はかみついたりする恐れがあるとして注意を呼びかけています。

★青森放送 安達直樹
「午前8時すぎです 木陰を警察官が捜索しています」

逃げているのは階上町赤保内の住宅で飼育されていたトカゲ1匹です。飼い主はきのう正午からトカゲを敷地内の屋外でかぶせる形状の柵の中に入れて外出し、およそ7時間後に帰宅してからトカゲが逃げていることに気づいたということです。柵は重さ4キロほどで、重しをのせて日光浴をさせていたといいます。

★飼い主の女性
「重しのためにこれに水が満杯に入っている状態で置いていきました コンクリートからはみ出したところから掘って逃げたんじゃないかなって思います」
「トカゲがうろつけばみんなびっくりすると思いますしみなさん怖いと思うんですねそこは本当に申し訳ないと思っています」

トカゲは「ブラックアンドホワイトテグー」という種類で体長が1.1メートル、黒色と白色のまだら模様が特徴だということです。毒はありませんがかみついたりひっかいたりする恐れがあるとして、警察が見つけても近寄らないよう呼びかけています。
逃げ出した住宅の近くには階上中学校や赤保内小学校があります。子どもたちの安全を守るため学校では集団下校の措置がとられました。警察は警察犬も投入し現場付近を捜索しましたがトカゲは見つからず、午後5時できょうの捜索を終了しました。捜索はあすも行われる予定です。

トカゲはいったいどこに行ったのか。神奈川県で、は虫類カフェを経営する西垣オーナーは「野生がえり」の危険性を指摘しています。

★爬虫類カフェレプタイルズリゾート 西垣匡人オーナー
「動く物に反応したりするので子どもさんの場合は足もとの靴とかそういった物に反応する動いている靴とかに反応する場合もあるのでかまれる可能性がでてきます」
「まず尻尾でたたいて威嚇をするというのと もしかみついてきた場合にはデスロール(回転)をする可能性があります 野生がえりしてしまった場合はかなり可能性が高くなってくるのでそのあたりはご注意いただきたいと思います」

また「ブラックアンドホワイトテグー」は力が強く穴を掘ることもできるため、屋外に放置してはいけないといいます。

★西垣匡人オーナー
「飼い主が飼い方を知らないというのがひとつあります 7時間も屋外に出すのは は虫類飼いの中ではほぼタブーです やってはいけない行為です」
「全長1メートル10センチというと尻尾の長さが約60センチあります 半径60センチ以内は尻尾でひっぱたたかれる可能性があるんです」
「(見つけた場合は)最低でも半径1メートル以内、直径でも2メートル以内には近づかないことが理想かなと思います」

西垣オーナーは「健康状態での早期発見と事態の収束、飼い主には再発防止に努めていただきたい」とコメントしています。

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