新入幕優勝の尊富士 県褒賞 師匠 伊勢ヶ濱親方以来
大相撲春場所で新入幕優勝の快挙を成し遂げた五所川原市出身の尊富士に県褒賞が贈られました。
大勢の職員が拍手で出迎える中尊富士は師匠の伊勢ヶ濱親方たちと県庁を訪れました。
県褒賞の授与式では宮下知事から褒状と110年ぶりの新入幕優勝にちなみ、110キロ分の県産米の米俵が贈られました。
大相撲関係の受賞は師匠で元横綱・旭富士の伊勢ヶ濱親方以来34年ぶり9人目です。
宮下知事は「尊富士関の活躍で青森県の相撲王国が復活してくれれば」と期待を寄せていました。
★尊富士
「素直にうれしいです 本当に青森県のために少しでも頑張れたなというのはこうやって表彰されて実感します (地元のパレードは)僕が地元に帰ってきて直接自分のことばで「ありがとう」と伝えられる場面なので そのために青森県に帰ってきましたし」
一方午後に凱旋パレードが行われる生まれ故郷の五所川原市金木町では。
★青森放送 廣瀬絢南アナウンサー
「地域の人たちがうちわをつくって準備を進めるなど尊富士関のパレードを心待ちにしています」
こちらの女性たちは手作りのうちわやイラスト入りのカードを用意していました。
★金木地区の女性
「(尊富士関は)遠い昔の太宰治をしのぐ偉大さです われわれも頑張っていますが、尊富士には地元を背負って青森県を背負って頑張ってほしいです みんなで応援しましょうね?はーい」
尊富士関の凱旋パレードは金木地区が午後1時30分ごろから五所川原市中心街は午後3時30分ごろから始まります。