三沢基地周辺の住民でつくる連合会はアメリカ軍のF35配備で騒音が増すことや基地東側で検出された有機フッ素化合物「PFAS」に懸念を示し来月国にそれぞれの対策を要望します。

要望内容は三沢基地周辺町内連合会の種市会長たちが県庁に宮下知事に訪ね説明しました。

★三沢基地周辺町内連合会　種市光雄会長
「今でもうるさいのにさらにF35となれば　騒音が懸念されますこれについてもわれわれも国に　おいおい先の話かもしれませんが申し入れていく」

アメリカ軍は三沢基地に配備しているF16・36機を数年かけてF35・48機に置き換えるとしていて、よりエンジン音が大きいF35の数が増えることで騒音が増すことを懸念しています。
また、種市会長たちは基地に隣接する「五川目堤」で高濃度の有機フッ素化合物「PFAS」が検出されたことについて、原因をはっきりさせてほしいと求めました。宮下知事は日米同盟などの重要性は理解しているとした上で「すべての要望に寄り添って対応していく」と述べました。

★宮下知事
「地域の住民が日常の生活の平穏などが脅かされることについて、私自身の立ち場としてはそちら方がむしろ重要だと考えています」

連合会は来月国にそれぞれの対策を要望します。