RABがお届けするスポーツコーナー「らぶスポ！」。
きょうは八戸市の小学生ゴルファー2人です。
2人は東北代表として出場する全国大会での優勝をめざして練習に励んでいます。

階上町の練習場にゴルフバッグを抱えてやってきたのは八戸市の小学6年生、小山田遼雅選手と工藤夏姫選手です。
2人は2026年に青森県で行われる国民スポーツ大会の強化指定選手にも選ばれていて同じプロの指導のもと連日練習に励んでいます。

指導にあたる柳本泰成 プロ
「特に難しいことはやっていなくてとにかく基本の繰り返しそれをメインにやっています」

工藤選手の持ち味は豪快なドライバーです。
平均飛距離は220ヤードと前の年より10ヤードも伸ばしました。
小山田選手は常に冷静なプレーを続けられるのが武器です。
少しぐらい調子が悪くてもすぐ気持ちを切り替えられるのが強さの秘けつです。
2人は去年11月、仙台で行われた小学生の東北大会出場。
工藤選手はプレーオフを制して2年連続で東北女王に。
小山田選手も2位に4打差をつけて初の東北王者に輝き2人はともに全国大会の出場権を獲得しました。
日々、成長を続ける小学6年生の2人はいま、ゴルフに夢中です。

八戸・田面木小6年 工藤夏姫 選手
「スコアが出て楽しいしいろいろな友だちもできてゴルフでも楽しくやれて優勝とかもできて本当に楽しくていろいろな人に感謝しながらやっています いろいろなことをどこに打てばよいかとか考えながらどのようにすればスコアが出るのかとか考えながらやるのが難しいです」

八戸・城北小6年 小山田遼雅 選手
「弱いところはちょっとパターが苦手で飛ぶのですけれど近い距離とかが苦手なところですね やっぱりスコアが出ないときもあるのですけれどそれから練習してどんどん上手になれるのがうれしいです」

指導にあたる柳本プロは2人の健闘が県内のジュニアゴルファーたちの励みになっていると言います。

指導にあたる柳本泰成 プロ
「2人がすごくよい見本になっていると思います 下の子もいっぱいいますのでこれからも先頭を走っていってほしいなと思います」

全国の大舞台に気負いすることなく挑む2人。
いずれもプロゴルファーへの夢に向かって精進を続けています。

八戸・田面木小6年 工藤夏姫 選手
「自分の苦手なところを克服していろいろな練習をしてそれまでに頑張って全国をとりにいけるように頑張りたいです 世界に通用する八戸を有名にしてたくさんの人に親しまれるプロになりたいです」

八戸・城北小6年 小山田遼雅 選手
「1球1球に感謝の気持ちを持ってあせらずに打っていくことです タイガー・ウッズ選手や松山英樹選手みたいにすごい選手になりたいです 去年が15位くらいだったのでことしは優勝をめざして頑張りたいです」

2人が挑戦する全国の舞台は来月26日と27日に栃木県の那須烏山で開催されます。