元日、高知市の最低気温は1.3度と平年並みの寒さとなりましたが、高知市・桂浜は初日の出を見ようと訪れた多くの人で賑わいました。

午前7時10分過ぎ、水平線から顔をのぞかせたのは、だるまの形をした初日の出。

気温と海水温の温度差で生じる蜃気楼の一種で、水平線まで雲がないことなど、条件が揃った時にだけ現れることから、訪れた人たちは縁起のよい初日を写真に収めたり、手を合わせて拝んだりして、新年の始まりを祝っていました。

また高知市の潮江天満宮でも、朝早くから大勢の人が初詣に訪れ、ことし1年の健康や学業成就などを願って手を合わせていました。

境内ではお守りなどの縁起物を買い求めたり、おみくじを引いてことし1年の運勢を占ったりする人で賑わっていました。

元日の県内は冷え込んだものの、青空が広がり穏やかな幕開けとなりました。