2月14日に高知県四万十市の飲食店で食事をした男女6人に発熱や下痢などの症状が出て、その後の検査でノロウイルスが検出されました。

県薬務衛生課によりますと、2月14日の夜に四万十市中村天神橋の「飲み食い処 掘食」でアサリバターやサラダなどを食べた20代から40代の男女6人に発熱や下痢などの食中毒症状が出ました。

幡多福祉保健所が調べたところ、男女6人と店のスタッフ2人からノロウイルスが検出されました。このうち男性1人が医療機関を受診しましたが、現在全員快方に向かっているということです。
感染経路などは不明ですが、店が提供した食品が原因とみて、県はこの店を21日から3日間営業停止処分としました。

県内では今年、高知市で3件の食中毒が発生していて、高知市外では今回が初めての発生です。県では食品の十分な加熱や手洗いの徹底などを呼び掛けています。