トランプ大統領、ゼレンスキー大統領を批判 ロシアの戦力誇示するかのような発言も
アメリカのトランプ大統領はゼレンスキー大統領への批判を続ける一方、プーチン大統領が望めばウクライナ全土を占領できるなどとロシアの戦力を誇示するかのような発言をし波紋が広がっています。
トランプ大統領
「プーチンとは非常に良い話し合いができたが、 ウクライナとはあまり良い話し合いが出来なかった。(交渉)カードを持っていないが強気だ」
トランプ大統領はウクライナへの支援の見返りに鉱物資源を提供する協定についてゼレンスキー大統領が署名を拒否したことに不満を募らせています。
21日に出演したラジオ番組でもゼレンスキー大統領に対して「3年も協議しても何も成し遂げていない」「何のカードもなく交渉してきたのを見てきた。うんざりする」などと発言しました。さらに、停戦交渉にゼレンスキー氏が出席することは重要ではないとしたうえでゼレンスキー氏が戦闘終結の交渉を難しくしていると批判のトーンを強めています。
一方で、ウクライナ侵攻はプーチン大統領の責任だと指摘されると、「それはもう聞き飽きた」と述べました。さらに「プーチン大統領が望めばウクライナ全土を占領できるだろう」とロシアの戦力を誇示するかのような発言をしています。
トランプ大統領の一連のウクライナ批判については各国から疑問の声があがっていて波紋が広がっています。