ゼレンスキー大統領、トランプ氏の“批判的な発言”に反発 「ロシアの偽情報にとらわれている」

ウクライナのゼレンスキー大統領は、自身にアメリカのトランプ大統領が批判的な発言をしたことを受け、「ロシアの偽情報にとらわれている」と反発しています。
トランプ大統領は18日、ウクライナについて「戦争を始めるべきでなかった」などと発言したほか、ゼレンスキー大統領の支持率が4%に落ち込んでいると述べました。
ゼレンスキー大統領の支持率は実際は50%台で、事実と異なる発言にゼレンスキー大統領は「トランプ大統領はロシアによる偽情報にとらわれている」と反発しています。
米露高官協議での和平の道筋をめぐっては、アメリカのFOXニュースが、「戦闘停止」「ウクライナ大統領選挙」「最終的な和平合意」の3段階で取り組む案が協議されたと伝えています。
プーチン大統領は、大統領任期が切れたゼレンスキー大統領は合意を結ぶ資格がないと主張していて、今回の案は、ロシアの意向が反映されたものとの指摘もでています。
プーチン大統領は19日、アメリカとの高官協議について評価すると述べ、トランプ大統領との直接会談に意欲を示しました。一方で、ウクライナを除外するつもりはないとも述べています。