奈半利町のふるさと納税をめぐる汚職事件 差し戻し審が高知地裁で開かれる 【高知】

高知県奈半利町のふるさと納税をめぐる汚職事件で、受託収賄などの罪に問われた元課長の差し戻し審が3月5日に高知地裁で開かれ、森岡被告はこれまでの主張に変更点はないと、受託収賄の罪について改めて無罪を主張しました。
奈半利町のふるさと納税をめぐる汚職事件では、奈半利町の元課長・森岡克博被告が、ふるさと納税の返礼品を扱う業者に便宜を図った見返りに現金約180万円を受け取ったとして、受託収賄などの罪に問われました。
1審の高知地裁は、賄賂の認識がなかったとして受託収賄の罪については無罪としましたが、2審の高松高裁では一転、賄賂性の認識を認めなかった点に事実誤認があるとして一審判決を破棄しました。森岡被告は上告しましたが、最高裁は棄却し、2審の判決に基づいて高知地裁で審理がやり直されることになっていました。
5日から高知地裁で差し戻し審が始まり、森岡被告はこれまでの主張に変更はないとして、受託収賄の罪については改めて無罪を主張しました。
次回公判は4月23日に開かれ、去年実刑が確定した元課長補佐の承認尋問が行われます。
奈半利町のふるさと納税をめぐる汚職事件では、奈半利町の元課長・森岡克博被告が、ふるさと納税の返礼品を扱う業者に便宜を図った見返りに現金約180万円を受け取ったとして、受託収賄などの罪に問われました。
1審の高知地裁は、賄賂の認識がなかったとして受託収賄の罪については無罪としましたが、2審の高松高裁では一転、賄賂性の認識を認めなかった点に事実誤認があるとして一審判決を破棄しました。森岡被告は上告しましたが、最高裁は棄却し、2審の判決に基づいて高知地裁で審理がやり直されることになっていました。
5日から高知地裁で差し戻し審が始まり、森岡被告はこれまでの主張に変更はないとして、受託収賄の罪については改めて無罪を主張しました。
次回公判は4月23日に開かれ、去年実刑が確定した元課長補佐の承認尋問が行われます。
最終更新日:2025年3月6日 10:13