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白バイ隊員の運転技術を競う大会 高知県警が11年ぶりの優勝!【高知】

2024年10月28日 18:53
白バイ隊員の運転技術を競う大会 高知県警が11年ぶりの優勝!【高知】
県民の命と安全を守る白バイ隊員の運転技術を競う大会で、高知県警が今年11年ぶりの優勝を果たしました。

10月12日から14日まで、茨城県ひたちなか市で開かれた第54回全国白バイ安全運転競技大会。
白バイ隊員の運転技能の向上につなげようと開かれているもので、運転において最も大切なバランスの技術を競うバランス走行操縦、災害現場における活動を想定したトライアル走行操縦と、不整地走行操縦、曲線コースを正確に走行する技能を競う傾斜走行操縦の4種目の合計得点でグループ別に順位を競います。

高知県警は、今年37道府県の警察が出場する第2部で11年ぶりの団体競技優勝を果たしました。
この部門の団体優勝回数はこれで高知が全国で最多の7回となりました。

見事優勝を勝ち取ったのは、小松優斗巡査長(26歳)と平井俊巡査(26歳)の2人。
小松巡査長は個人総合で第2位。平井巡査は不整地走行操縦で第3位に輝きました。

スピード感と正確さの両方が求められる白バイの走行。日本一となった2人の走りを実際に見せてもらいました。

小松さんの性格は「慎重」。対する平井さんの性格は「大胆」。真逆の2人はライバルとして切磋琢磨しながら、大会出場に向けて約半年間にわたり厳しい訓練に励んできました。

日々の取り締まりでは厳しく対応に当たらなければいけないこともあり、大変なことも多いといいます。それでも、事故件数が減少するなど、県民の命を守ることができたと感じられる瞬間や「ありがとう、次から気を付けます」の言葉が2人にとっての大きなやりがいです。

高知県警の若き白バイ隊員2人の今後に注目です。