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紅まどんな×甘平から生まれた「紅プリンセス」まもなくデビュー!かんきつ農家も期待

2025年2月12日 15:16
紅まどんな×甘平から生まれた「紅プリンセス」まもなくデビュー!かんきつ農家も期待

愛媛が誇る「紅まどんな」と「甘平」を掛け合わせた「紅プリンセス」のお披露目発表会が、東京で開かれました。

きょう都内で報道関係者やインフルエンサーらを招いて行われたのは、「紅プリンセス」のお披露目発表会。

「プリンセス」の品種名に合わせて、ピンク色のスーツに身を包んだ中村知事が「紅まどんなと甘平のいいとこどりをしたのが今回ご紹介する紅プリンセスです」とPRしました。

「紅プリンセス」は、県みかん研究所がおよそ20年かけて開発した新品種で、「紅まどんな」のゼリーのような食感と「甘平」の濃い甘みを兼ね備えています。

お披露目会では、オンライン直売所「食べチョク」を運営する、起業家の秋元里奈さんを招いたトークショーも行われました。

秋元さんは「これだけ食べてインパクトのある人に伝えたくなる品種は非常に売る観点でもすごく強いと感じます」と、紅プリンセスの魅力について語っていました。

「紅プリンセス」は来月から県内外の百貨店や高級スーパーなどで本格販売が始まります。

「紅プリンセス」への期待は生産現場でも。宇和島市の山下茂雄さん(59)。およそ16アールの畑で4年前からおよそ200本の紅プリンセスを栽培しています。

鳥に食べられないよう、そして風でこすれて傷がつかないよう布で覆って、まさに“プリンセス”級の気配りで育てています。

山下さん:
「じっくり木の上で熟成させてくれということなので(収穫)解禁になるのが、今度の15日」

初出荷まで、あと少し。

山下さん:
「期待はありますよね。やはり今の高級柑橘は、単価もいいですし。数量がとれる品種なので」
Q.東京お披露目会を受けて
「やっぱ嬉しいことですよね。初めてお客さんの口に届く。期待を込めて待っとってもろたら」

最終更新日:2025年2月12日 15:16