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最強寒波の中…伊予路に春を呼ぶ「椿まつり」開幕!縁起物&露店グルメ、今年のトレンドは

2025年2月5日 12:41
最強寒波の中…伊予路に春を呼ぶ「椿まつり」開幕!縁起物&露店グルメ、今年のトレンドは

今シーズン最強の寒波到来で、待ち遠しくなるのが“春”!伊予路に春を呼ぶといわれるあのイベントが4日に始まりました。「ただイマLIVE」です。白石さん、ただイマどちらですか?

【中継】白石アナ:
松山市の伊豫豆比古命神社の国道33号側の参道入り口からただいまー!こちらではきょう椿まつりが始まりました。寒気の影響で非常に寒いです。参道を歩く人たちもマフラーやダウンコートを着ている方もいらっしゃいます。これから訪れる方も寒さ対策をバッチリして参拝してください。
この椿まつり、1.5キロの参道にはおよそ400の屋台が並んでいます。神社では3日間の祭り期間中、およそ45万人の人出を見込んでいるということです。

4日に開幕した椿まつり、今年のトレンドや新登場のものを見つけてきました。

日中の伊豫豆比古命神社。初日から境内には多くの参拝者が訪れ、家内安全や商売繁盛を祈願していました。

新居浜市から:
「今年も健康で元気に明るく幸せに過ごせたらなと」

松山市から:
Q.(おみくじ)どうでした?
母:「大吉でした、初めて大吉。万事好調(笑)何事もうまくいきます」
娘:「私も家族の健康を願いました」

この冬一番の寒気が流れ込む中迎えた椿まつり。

伊豫豆比古命神社 権禰宜 長曽我部勝成さん:
「雪の予報が出るほどというのはここ10年くらいはなかったのかなと」

今年、神社で椿まつりに合わせて初登場したのが…

長曽我部さん:
「こちらの上弦の月守という新しいお守りをお渡しさせていただいている。椿まつりの3日間あるうち、真ん中の日夜10時から11時にご本殿の真上に上弦の月が必ず来ます。そのお力をいただきまして災いよけと合わせて開運のお守りとなっている」

一方、椿まつりならではの縁起物を扱う露店では。

布袋堂 村瀬瑞親さん:
「金飾り。金の俵だったり小判、金の物を扱ったものが多くなった。この時代だから逆に賑やかに行こうというのがあるんじゃないですかね」

露店の組合で理事も務める村瀬さん。近年、椿まつりに訪れる若い世代が増えているといいます。

松山街商協同組合 村瀬瑞親理事
「露店なんかも若い子が食べながら歩けるようなものが良く売れる(今年は)りんご飴、チュロスとか」

露店を回ってみると…おでんや牛肉の串焼き!などのグルメの他に、今話題のカラフルな綿あめを販売する店も。

中でも、露店の定番のりんご飴は…およそ1.5キロの参道に22店舗が販売、ブームが再燃中です!

りんごあめ専門店幸せりんご 中西翔龍さん:
Q.普通のりんご飴を切る?
「串でそのままさして食べてもらえるんで、お客さんが食べやすいようにカットさせてもらっています」

カットすることで友達とシェアしやすくなり、若い世代を中心に人気だということです。

松山の最高気温は4.6℃と、厳しい寒さの中迎えた椿まつり。露店の人たちもストーブなどを用意して寒さ対策をしながら接客にあたっていました。

長曽我部さん:
「今がちょうど受験のシーズンであったり、門出の春を迎える前の時期となっている。この椿まつりを越して皆さまが良き春をお迎えになられれば」

【中継】白石アナ:
再び、椿まつりの会場参道入り口からお伝えします。
こちら露店で購入してきました、おでんです。冷える日には温かいものが嬉しいですよね。3つで500円ということで販売しておりました。

この時間、参拝客の方が増えて、制服姿の高校生や中学生の姿も多く見られるようになってきました。あす県内、私立高校の入試が集中していることもあって、試験の前に合格祈願にいらっしゃる方も多いようです。

期間中、神社の駐車場は閉鎖されているため参拝の際には公共交通機関などをご利用ください。またこの冬一番の寒気の影響で、道路状況などにも注意が必要です。椿まつりに来られる際もどうぞ無理のないようお願いします。きょうは、開催初日の椿まつりの会場からただイマLIVE、お伝えしました。

最終更新日:2025年2月5日 12:41