東かがわ市の安戸池「スマート養殖」カキ 販売開始
ハマチ養殖の発祥の地、香川県東かがわ市の安戸池。この地でデータを活用し、スマート養殖の技術を取り入れ育ててきたカキの販売が始まることになり、今日、記念の式典が行われました。
東かがわ市の安戸池で今日発表されたのは、スマート養殖で育てたカキ、その名も「ADOMILK」です。
安戸池では一昨年(2023年)秋からカキの試験養殖を開始。水中のセンサーで水質をモニタリングするなど、あらゆるデータを活用した「スマート養殖」に官民連携で取り組んでいます。
明日(15日)から安戸池に隣接する飲食店でカキの提供が始まるのを前に、関係者向けの試食会も行われました。安戸池の養殖環境は、菌などの汚染リスクが低い国の清浄海域に指定されていて、生ガキで提供するということです。
市によりますと、当面は1か月あたり最大1500個ほどの販売を見込んでいて、今年秋以降の市場流通を目指すとしています。
最終更新日:2025年2月14日 18:58