×

特定外来生物「アカカミアリ」高松港で発見 香川県が監視を強化

2024年7月3日 18:50
特定外来生物「アカカミアリ」高松港で発見 香川県が監視を強化

 香川県は特定外来生物で毒をもつ「アカカミアリ」が、県内で初めて高松港で見つかったと発表しました。

 香川県によりますと「アカカミアリ」が見つかったのは、高松港朝日地区です。6月30日、コンテナターミナルで定期調査を行った環境省から、県に、およそ200匹の「アカカミアリ」を確認し殺処分したと連絡がありました。

 アカカミアリはアメリカや中南米原産の、体長3.5ミリ程度の要緊急対処特定外来生物で、県内で見つかったのは今回が初めてです。毒性は強くないものの、刺されると激しい痛みを伴います。

 人的被害の報告は今のところありませんが、県は今後1か月ほど見つかった現場付近にトラップを設置するなど監視を強めるということです。