DVに危険ドラッグなど使用も　警察官懲戒解雇処分

　交際する女性への暴力や、大麻や危険ドラッグを複数回使用したなどとして、香川県警は男性警察官2人を懲戒処分としました。

　この内、県内の警察署に勤務する20代の男性巡査は今年2月中旬、当時交際していた女性の腹を蹴る、投げ飛ばすなどの暴行を加え、ケガをさせたということです。

　女性の関係者の届け出を受け、警察が捜査を進めていたところ、この巡査が大麻や危険ドラッグを去年から複数回使用していたことが発覚。警察車両の運転などに支障は無かったということですが、県警は今日（30日）、この巡査を懲戒免職としました。

　また、同僚の男性巡査長も一緒に危険ドラッグを使用していた他、知人と遊ぶ日程を調整するために、検問や警備などの計画が記載された勤務表をSNSで4回送信したとして、減給10分の1、3か月の懲戒処分に。今日付けで依願退職したということです。

　警察は2人を傷害や大麻取締法違反、地方公務員法違反の疑いで書類送検しました。