高松市職員　停職6か月の懲戒処分　個人情報を不正に入手し誹謗中傷の手紙を送りつける

　個人情報が記載された高松市の税務システムなどを悪用し、知人女性を誹謗中傷する手紙を勤務先などに送り付けたとして、市は29歳の女性主事を停職6か月の懲戒処分としました。

　懲戒処分を受けたのは、高松市総務局の29歳の女性主事です。市によりますと女性主事は、男女間のトラブルから、知人女性など市民5人の個人情報を、当時所属していた財務局の税務システムなどから不正に入手。

　その上で、知人女性を誹謗中傷する手紙を、勤務先や知人宅などに2021年9月から去年10月までの間、合わせて9通送付していました。女性主事は先月（9月）、高松市個人情報保護条例違反などで罰金の略式命令を受けています。

　また、今年5月に嘘の報告をして8日間、欠勤した環境局の53歳の男性主任技師を、今日（25日）付けで減給の懲戒処分としています。