日経平均、上げ幅一時800円超 与党大敗の警戒感で円安進む…ほぼ全面高
与党過半数割れを受けた、株式市場の動きです。
東京株式市場は、ほぼ全面高の展開となり、日経平均株価の上げ幅は一時800円を超える場面もありました。終値は691円高の3万8605円でした。
与党過半数割れにもかかわらず、大幅に上昇した要因のひとつは円安です。
今後、政策決定が難航するなど、政治が不安定になることへの警戒感や、日銀が利上げに動きにくくなるとの見通しなどから、外国為替市場では円が売られ、1ドル=153円台まで円安が進みました。
株式市場では、先週、すでに過半数割れを織り込んで1000円以上も値下がりしていたため、28日の円安を受けて、買い戻しに拍車がかかりました。