「スマート水産業」を学ぶ 高校で特別授業
最新のデジタル化技術を漁業に活用する「スマート水産業」に向けた特別授業が、今日(20日)、香川県多度津町の高校で行われました。
水産業の新たな魅力を発見し、後継者の育成に繋げようと行われた今日の特別授業には、多度津高校海洋生産科の1年生26人が参加しました。
講師を務めたのは船舶用の情報通信機器メーカーと、半年前からそれを導入しオリーブサーモンやハマチの養殖をしている直島町の河元水産。最新ICT機器の水中カメラによる録画から養殖中のサーモンの長さや重さを解析し、出荷時期や管理に役立てていることなどを説明していきます。
また、水中での様子を観察出来る水中ドローンのデモンストレーションでは、生徒たちも操縦を体験。オリジナルブランドとして、キノコの菌床をエサに混ぜて育てている「健康キノコ真鯛」の様子を観察しました。
多度津高校では、これからの香川の担い手たちに最新の水産業を肌で感じて貰い、新たな可能性に繋げてほしいとしています。