高松市民病院「塩江分院」新設を断念 敷地内の別施設を改修へ
高松市は、塩江道の駅エリアで計画を進めていた医療施設の新設を断念したと、今日(12日)開かれた議会の特別委員会で報告しました。
新たな医療施設は、老朽化した高松市民病院塩江分院に代わる施設として、市が塩江エリアで整備を進める「道の駅と温泉を統合した施設」に併設される計画でした。
病院局によりますと、工事が入札不調により当初の計画から2年遅れ、併設する施設も更なる延期が見込まれることから、早期開業を望む市民の声を受け、計画を変更したということです。
新たな医療施設は、塩江分院と同じ敷地内にある「地域保健活動センター」を改修する方針で、事業費はおよそ16億円と、2億円ほど削減出来る見通しです。方針変更により、施設完成は当初の予定から1年遅れの2027年度中となる見込みです。
最終更新日:2024年12月12日 18:46