「補助金の継続を」笠岡市財政健全化プランを受け社会福祉業議会が要望
岡山県笠岡市は、向こう10年でおよそ100億円の赤字が懸念されるとして、先月(11月)、改善に向けたプランを発表しています。この発表を受け、地元の社会福祉協議会は今日(10日)、市長に、廃止を検討されている補助金の継続を求めました。
笠岡市社会福祉協議会の濱田仁海会長が、栗尾典子市長に要望書を提出しました。笠岡市は物価上昇などで、来年度からの10年間で、およそ100億円の収支の赤字が見込まれると試算。先月、補助金の見直しなど、収支の改善を目的とした財政健全化プランの素案を発表しました。
今日提出された要望書では、廃止を検討されている社会福祉協議会への補助金700万円の継続などを求めています。笠岡市は来年(2025年)1月末までに財政健全化プランの最終案をまとめ、新年度の予算案に反映させる方針です。
最終更新日:2024年12月10日 18:45