早明浦ダム貯水率低下で第1次取水制限 香川用水への供給量20パーセント削減
早明浦ダムの貯水率が下がっていることを受け、香川用水への供給量を20パーセント削減する第1次取水制限が16日始まりました。
午前9時の第1次取水制限開始にあわせ、香川県庁では節水を呼び掛ける看板が設置されました。
早明浦ダムの貯水率は16日午前10時の時点で64.7パーセントで、平年を15.5ポイント下回っています。取水制限は今年2回目ですが、夏場の取水制限入りは、期間がこれまでで最長となった2022年以来、2年ぶりです。
(香川県水資源対策課 小塚武司課長)「水は限りある資源ということをご理解頂きまして、一人一人が出来ることから節水に取り組んで頂きたい。」
この先、早明浦ダム周辺では断続的な雨が予想されていますが、まとまった量は見込まれていないことから、県は節水への協力を呼びかけています。