【能登半島地震】広がる被災地への支援の輪…“フラワーショップ”や“牧場”それぞれの取り組み(静岡県)
能登半島地震の被災地への“支援の輪”が静岡県内でも広がっています。静岡市のフラワーショップや富士宮市の「まかいの牧場」でも、売り上げの一部を寄付する取り組みが始まっていました。
静岡市葵区にあるフラワーショップ「ももはな」では、商品の売上を被災地に寄付する取り組みを始めました。北陸地方から仕入れた、チューリップを1束1000円で販売し、その売り上げの全額を、被災地に義援金として寄付しています。
(ももはな 上島 邦昭 代表)
「東日本大震災の時、都内の花屋がお花で募金をしていて、これならできると」
この日も早速、上島さんの思いに共感した人がやってきました。
(募金に来た人)
「チューリップを購入することで、少しでも被災地の方々のお役に立てれば思って」
被災地を支援しようと、居ても立っても居られない思いで始めたというこの取り組み。想定を超える反響があったといいます。
(ももはな 上島 邦昭 代表)
「子どもが初めて募金に、お年玉袋を持って来てくれたことが感動的だった」
この募金活動は2月末まで行う予定だということです。
一方、富士宮市の「まかいの牧場」では、最近11頭の子ヤギが生まれ、愛くるしい動きで訪れた人を楽しませています。
こちらでは入場料から100円分を義援金にあてることにしました。園内の6カ所には募金箱も設置されていて、これらは、日本赤十字社を通して被災地に届けられるということです。