【国交省】車両“認証不正”問題 ヤマハ発動機に立ち入り検査(静岡・磐田市)
自動車などの量産に必要な「型式指定」の申請をめぐり不正が判明した問題で、国土交通省は5日、静岡県磐田市のヤマハ発動機に立ち入り検査に入りました。
(清水将光記者)
「午前9時すぎです。国交省の職員が立ち入り検査のためヤマハ発動機に入っていきます」
自動車の量産に必要な「型式指定」をめぐっては新たにトヨタ自動車など5社で不正が明らかとなっています。このうち、オートバイ3車種の騒音試験で不正が判明した磐田市のヤマハ発動機には5日、国交省の職員が立ち入り検査に入り、不正の事実関係を確認しました。
このほか県内企業では、浜松市の自動車メーカー「スズキ」が過去に生産した軽商用車1車種についてブレーキの試験で不正が判明しています。国交省は5社に対し順次、立ち入り検査を行い行政処分などを検討するということです。