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5年ぶりやってきた大相撲巡業 地元力士も凱旋し大盛り上がり(静岡)

2024年10月14日 17:23
5年ぶりやってきた大相撲巡業 地元力士も凱旋し大盛り上がり(静岡)

12日、静岡市に5年ぶりとなる大相撲の巡業がやってきました。

チケットが完売する人気で会場は巡業ならではの企画や県内出身力士の取組に大いに盛り上がりました。

5年ぶりの開催となった「大相撲静岡場所」。

午前9時の開場を前に、静岡市の「このはなアリーナ」には朝から大勢の相撲ファンの姿が…

(島田悠以記者)
「会場には多くのファンが詰めかけ、このようにぐるっと長い列を作っています」

一番乗りを目指して来たというこちらのファンは………

(一番乗りの少年)
Q何時から並んでる?
「7時20分くらいから並んでます」「一番乗りです」「今までにないくらい楽しみだったので、(一番になって)嬉しかったです」

そして、多くのファンのお目当てといえば、やはり県内出身の翠富士!

(ファン)
Q誰を応援されているんですか?「もちろん翠富士です」
Qきょうは何が楽しみ?「翠富士を見ることが楽しみですもう」

残念ながら、同じく県内出身の熱海富士はケガにより秋巡業休場となってしまいましたが、熱海富士の応援グッズを持ったファンの姿も多く見られました。

そして、開場から間もなくすると握手会のファンサービスが…

(握手済みのファン)
「もうとても綺麗で、手もふんわりしてて感激しました」「色も白くて肌もピカピカ」
(握手済みのファン)
「全然大きさも手の厚みも大きくてすごいびっくりしました」

会場は満員。およそ3800人分の席が埋まりました。

土俵の上で午前中に行われたのは「ぶつかり稽古」。普段テレビでは見られない力士たちの姿に多くのファンがカメラを向けていました。

また、巡業ならではのこんな催しも……

その名も「ちびっこ相撲」!

翠富士に挑戦です!

見事勝利!巡業ならではの催しに、子どもたちの笑顔があふれます。

そして、2人の力士が相撲の禁じ手や珍しい決まり手を演じる「初切」。

巡業でしか見られないコミカルな掛け合いにファンも大盛り上がり。

会場は大きな笑いに包まれました。

そして午後の取組がスタート。幕内力士たちが土俵入りです。

注目の焼津市出身・翠富士は番外取組を含めると宇良・美ノ海・翔猿との3番が組まれ。

沖縄出身の美ノ海に対し見事、白星をあげると、会場は大いに盛り上がりました。


一方、大関に昇進した大の里は、阿炎相手に惜しくも敗れましたがこれからの活躍が期待されます。

そして11月行われる九州場所の意気込みを聞かれたふたりは……

(大の里)
「まだ巡業が全然残っていますし、長いんで、しっかり稽古積んで九州に間に合うように頑張ります」
(翠富士)
「できる限り、いっぱい勝てるように頑張ります」


そして、12日に引き続き13日開かれたのは大相撲遠州吉田場所。

吉田町としては初の大相撲巡業とあって会場には、およそ3500人の観客が詰めかけました。

この日の一番人気もやはり翠富士!翠富士の握手会には長蛇の列ができていました。

(ファン)
「応援してます!」

取組では「遠藤」と「若元春」との2番が組まれいずれも勝利し、地元ファンから大きな歓声があがりました。

迫力ある力士の姿を間近で見たファンは……

(見終わったファン)
「なかなか吉田町にね、来てくれること少ないので、とても楽しかったです」「また是非来てほしいです」