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「静岡おみやプロジェクト」新商品を開発! 地域の魅力を発信する“おみやげ”で企業のブランド力を向上へ(静岡市)

2024年3月7日 18:24
「静岡おみやプロジェクト」新商品を開発!  地域の魅力を発信する“おみやげ”で企業のブランド力を向上へ(静岡市)

静岡市では、企業のブランド力を高める”おみやげ”を新たに開発するプロジェクトが毎年行われていて、6日、その発表会が開かれました。どんな新商品が開発されたのでしょうか?

3月6日、静岡市内の会場で行われていたのは・・その名も、”静岡おみやプロジェクト”。これは、市から委託をうけた静岡市産学交流センターと市内の食品事業者が連携し、地域の魅力を伝えるための”おみやげ”を開発しようというものです。

15回目となる今回は”強いブランドづくり”をテーマに、市内に本社を構える6社が参加し、約10か月にわたって、地道に新商品の開発を行ってきました。そして、6日、ついに完成した商品がお披露目されたのです。

6社の担当者は、さっそく試食会で訪れた人の反応を確かめていました。

(試食した人)
「おいしゅうございました。今度来て買います」「粉がきいていて、おいしい」

こちらは、静岡市を拠点に活動するプロバスケットボールチーム「ベルテックス静岡」が開発した”ベルティカレーパン”。球団マスコット「ベルティ」をカレーパンで再現したこの商品。パンの中には、普段選手も食べている健康で栄養満点のカレーを使用しました。

この商品を食べた人の感想は・・

(試食した人)
「すごくおいしい。大豆とミートのドライカレーが、辛くはないがうまみがある。ベルテックスの試合に行ったら、これを片手に応援したい」

(VELTEXスポーツエンタープライズ 望月美咲さん)
「今回、『食べるベルティシリーズ』というブランドをつくれたことは、今後の商品展開につながるいい経験・収穫だった」

また、こちらは、今年で創業70年を迎える天神屋が開発した商品。”しぞ~かおでんのたまごだけ”。伝統的な静岡おでんの風味を、うずらのたまごで再現した一品です。このなんとも斬新な仕上がりの商品を試食した人は・・?

(試食した人)
「味が染みてておいしかった。だし粉がきいていて、食べやすい。好きな具だけ食べるということを普通の人はなかなかしないので、おもしろい商品だなと」

(天神屋広報部 北川実里 部長)
「ここまで振り切ってどうかな?と思ったけど、実際プレゼンして、みなさんの反応を見ると、これでよかったと思っています」

このほか、静岡茶を使ったチョコレートや、見た目がおしゃれなバターサンドなど、計6品が発表されました。

この日の盛り上がりに、イベントを企画した担当者は・・

(静岡市産学交流センター 高橋節郎 センター長)
「食事のプロジェクトは最後に試食ができるので、和気あいあいとできる楽しいプロジェクトだと思う」

また、このイベントでの交流が”メーカー”と”バイヤー”の架け橋になればと話します。

(静岡市産学交流センター 高橋節郎 センター長)
「もともとは作るプロジェクトだったが、作るだけでは意味がなく、いかに販促するかが重要。バイヤーさんなど直接売ってもらえる人とも接触を保つようにしている。そういった点では貴重な財産かと思う」

今回発表された商品は、今後、実際の店舗やオンラインで販売される予定です。