観光地・寸又峡の落石 34人全員救助 24日ごろから復旧作業の予定も 見通し立たず(静岡・川根本町)
18日、静岡・川根本町の寸又峡で落石が発生し観光客ら34人が一時取り残されました。川根本町は24日ごろから撤去作業を行う予定ですが復旧の見通しはたっていません。
警察などによりますと18日午前10時ごろ、川根本町の観光地・寸又峡の遊歩道で大規模な落石が発生し、観光客や工事関係者ら34人が一時、取り残されました。18日午後6時までに静岡県警のヘリコプターなどが全員救助し、けが人や体調不良を訴える人はいませんでした。
町は19日、20日と現場の状況を確認したうえで、24日ごろから落石の撤去作業を行う予定ですが、復旧の見通しは立っていないということです。現場は寸又峡温泉から観光名所である「夢のつり橋」までをつなぐ遊歩道で、18日も多くの観光客が訪れていました。