3月15日に開幕するプロ野球ウエスタン・リーグ。「くふうハヤテベンチャーズ静岡」は10日、開幕戦の相手であるオリックスと対戦しました。“前哨戦”の結果は？

「オリックス」の本拠地、大阪に乗り込んだ「くふうハヤテ」。開幕戦で戦う「オリックス」と2軍のオープン戦、春季教育リーグに臨みました。

先発を任されたのは清水桜が丘高校出身の野村裕樹。野村は3回を投げ4つのフォアボールを与えますが、粘り強いピッチングで無失点に抑えます。

（野村 裕樹 投手）
「ストレートでファウルを打たせたのが一番大きい。カウントがつくれてたのが、きょうの収穫かな。良かった部分もあったが課題が見えた部分もあったので、修正しながら開幕に間に合うように頑張っていきます」

試合が動いたのは4回。「くふうハヤテ」はワンアウトから2番・仲村！続くブラウリオ・バスケス！連続ヒットでワンアウト3塁1塁のチャンスをつくると、4番・福田！センターに犠牲フライを放ち、先制点を奪います。

その後、試合は投手戦に…4回は、野村のあとを受けた静岡高校出身の竹内、5回は、元DeNAで常葉菊川高校出身の田中が無失点に抑える好投。静岡勢の投手リレーで得点を与えません。

そして、1-0と「くふうハヤテ」の1点リードで迎えた9回。村上がツーアウト2塁1塁のピンチを迎えると…続くバッターにセンターに運ばれ、同点に追いつかれます。

「くふうハヤテ」は勝利まであとワンアウトに迫りましたが、悔しい引き分けに終わりました。

（赤堀 元之 監督）
「いい試合、いい流れだったと思う。こちらがチャンスのときに、もう一本出ればまた違った展開になったと思う。こういう感じの試合ができれば、まだまだできるのではないかと、気を引き締めて、挑戦する気持ちを忘れないで戦っていきたい」