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【史上最年少の永世棋聖】藤井七冠を対局予定会場だった沼津御用邸に招き代替記念行事開催(静岡・沼津市)

2024年7月23日 17:09
【史上最年少の永世棋聖】藤井七冠を対局予定会場だった沼津御用邸に招き代替記念行事開催(静岡・沼津市)

(静岡・沼津市 千本プラザ)
「藤井聡太さんですどうぞ!」

23日、静岡・沼津市を訪れた藤井聡太七冠。小中学生との交流会に臨みます。

(藤井 聡太 七冠)
「質問コーナーもあるので たくさん質問してくれるとうれしい」「きょうは短い時間ですが 皆さんと楽しい時間を過ごしたい」

藤井七冠は7月1日、山崎八段との「棋聖戦五番勝負」で3連勝し、防衛5連覇を達成。永世称号の一つ「永世棋聖」の資格を史上最年少で獲得しました。最終局までもつれた場合、23日、沼津御用邸で対局する予定でしたが、第3局で決着したため、代わりに沼津市が藤井七冠を招き記念行事を開催しました。

午前中に行われた小中学生との交流会では、子どもたちから藤井七冠にさまざまな質問が浴びせられました。

(参加した子どもたち)
Q.「将棋のどこが好きですか?」

(藤井 聡太 七冠)
「いろいろな種類の駒があるが、駒の特性をうまく生かして連携して活用していくところが将棋の魅力の一つ」

Q.「将棋が強くなるコツは?」

(藤井 聡太 七冠)
「自分が好きで楽しく、続けられるもの、私の場合は、詰め将棋が昔から好きで、子どものころはあまり実戦よりは、詰め将棋をよく解いていた」

子どもたちからの質問は途切れることがなく、話題は将棋以外にも…。

(参加した子どもたち)
「ハーイ!ハーイ!」

(参加した子どもたち)
Q.「ニュースでやった勝負メシってあるじゃないですか。その音楽はありますか?」

(藤井 聡太 七冠)
「私は普段あまり音楽を聞くことがないが勝負の時に特に何が聞いたりすることはあまりないが、対局のときですと和服を着て対局することが多くて和服を着るとやぱっり対局に向かうんだなと気持ちが入る」

(参加した子どもたち)
Q.「イヌ派ネコ派?」

(藤井 聡太 七冠)
「それはこの会場でも真っ二つに分かれる質問だと思うが、私はネコ派です」

24日から夏休みという子どたち、いい思い出となったようです。

(参加した子どもたち)
「やさしそうだった」「小さいころから同じことを極めていくと、プロになれるだな、とわかりました」「負けた試合は忘れて次の試合に行くのを忘れない。サッカーやってるから、点を入れられても切り替えをして次に進むようにこれからやっていきたい」


午後からは沼津市内のホテルに会場を移し、祝勝会が行われました。全国、北は岩手、南は大分から約200人のファンが集まりました。

(沼津から)
「どうしても行きたいと娘に言われて。1人1万円です」
「もう最高です、指導対局してもらいたい」

(東京から)
Q.いつからファン?
「20連勝ぐらいから、彼が中3のとき、あんなに強いのに常に反省して高みを求める姿勢に尊敬」

(東京から)
「藤井さんの頭の中に入りたい、何を考えてどう将棋をしているのか脳の中に入ってみたい」

祝勝会では、藤井さんが対局で食べるかもしれなかった「勝負メシ」4品がスライドで紹介されました。藤井さんは、23日、このホテルで昼食として1品を食べたそうです、一体何を食べたのでしょうか。

(沼津市の職員)
「どれを食べたかについては いろいろな事情がありまして、この場で発表できないのですが、きょうホテルで召し上がりました」

そして藤井七冠が登場。会場のボルテージは最高潮に。ファンを前に、棋聖戦5連覇を決めた対局を振り返りました。また、藤井七冠が書いた色紙や2ショット写真を撮れる権利が当たる抽選会があり、会場は最後まで盛り上がりました。